JCOMM実行委員会では、令和8年4月21日までに、ご応募・ご推薦を頂いた取り組み・研究の中から、令和8年度JCOMM賞の各賞受賞者を選定いたしました。本年度はマネジメント賞1件、プロジェクト賞3件となりました。
第21回JCOMM湯沢大会にて受賞者の表彰を行います。
| マネジメント賞 |
沖縄県企画部交通戦略推進課/株式会社アカネクリエーション/株式会社エマエンタープライズ
―JCOMM実行委員会から―
「わった~バス党」を旗印に、一貫したブランディングのもとバス川柳や討論企画など楽しさあふれるコミュニケーションを多様なチャネルで継続的に展開してきたことが高く評価されます。感情と論理の両面から働きかけ、多様なステークホルダーを巻き込みながら、路線バス利用率の低迷という課題に息長く取り組む姿勢は他地域の模範になるものです。さらに、ハード整備への機運醸成にもつながった実効性の高い取組であることから、JCOMMマネジメント賞に選定されました。
| プロジェクト賞 |
国土交通省中国地方整備局広島国道事務所/広島市役所/広島電鉄株式会社/広島バス株式会社/広島県警察本部/復建調査設計株式会社/神田佑亮(呉工業高等専門学校)
―JCOMM実行委員会から―
バイパス延伸事業において、準備工事開始の4年前から道路管理者・交通管理者・公共交通事業者等が参画するプラットフォームを構築した先見性や、ハード・ソフト両面の対策を総動員し、規制開始後の渋滞を規制前と同程度に抑制した成果は高く評価できます。快速バスの運行により公共交通サービスの向上を図る等、攻めの姿勢で交通の転換を進めた点も特筆に値し、多機関連携によるTDM/MM手法として他事業への応用可能性が高いことから、JCOMMプロジェクト賞に選定されました。
| プロジェクト賞 |
湯沢町地域公共交通活性化協議会/湯沢町/株式会社ドーコン東京支店/エヌシーイー株式会社/合同会社MoDip
―JCOMM実行委員会から―
生活交通・観光交通・自転車施策を統合した地域移動環境計画を策定し、欧州SUMPの考え方を小規模自治体に実装した先進性は、高く評価できます。また観光施設送迎バスの路線化・日本版ライドシェア連携・モビリティコンシェルジュ配置など分野横断的施策の段階的な実装、宿泊税の活用や地域活性化企業人制度の導入など財源・体制面の工夫も注目に値します。生活・観光・環境を統合したモビリティマネジメントモデルとして他地域への波及性が期待されることから、JCOMMプロジェクト賞に選定されました。
| プロジェクト賞 |
田川市地域公共交通会議/田川市建設経済部都市計画課/株式会社千代田コンサルタント
―JCOMM実行委員会から―
基幹軸と支線の乗り継ぎネットワーク再編を核に、DX活用による利便性向上、郵便局での定期券販売、選挙はがきへの無料乗車券印刷、高校入学説明会での定期券販売会など官民連携の多様な利用促進施策を一体的に展開し、令和6年度にはコロナ禍以前をも大きく上回る年間利用者10万人超という顕著な成果を達成しています。各施策が相互補完的に機能する持続可能なモデルとして完成度が高く、他地域への応用可能性も十分に有していることから、JCOMMプロジェクト賞に選定されました。
