カーシェアリングと「環境問題」


~排出するCO2の重さ~

 

ここでは、「カーシェアリング」に加入した場合に低減するCO2排出量を考えます。

今回のアンケート調査では、CEV社(現在のオリックス自動車)のデータをもとに

以下のように計算をしています。

 

① カーシェアリング加入前後で減少した一人当たりの年間総走行距離は、7361(km/人・年)

(カーシェアリング入会前後の一人当たりの年間総走行距離は、9365(km/人・年)から2004(km/人・年)へ減少(1)。)

② クルマが1km走行することによるCO2排出量は、0.26(kg/km)

(燃費9.01 (km/L)、CO2原単位(ガソリン消費1LあたりのCO2排出量)2.34 (kg/L)として計算)

 

これらのデータから計算すると、「カーシェアリング加入前後」で、1日に排出するCO2排出量が、5.2(kg)減ったことになります。

 

 

このように、カーシェアリングに加入すると、「あまり必要でないクルマ利用」がおのずと減ります。

そのため、大幅に二酸化炭素(CO2)の排出量も減少し、暮らしが「環境に優しいライフスタイル」に近づくのです。

 

出典]

(1) 交通エコロジー・モビリティー財団

「カーシェアリングによる環境負荷低減効果及び普及方策検討報告書」(2006

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